ABOUT

実践と探究のための
クリエイティブ・エコシステム

ASIBAは、実践を通して探究し、探究から次の実践を生み出すことで、社会の可能性を広げるエコシステムです。 強い好奇心から生まれるクリエイティブな取り組みの多くは、説明が難しく、再現性もないため、既存の枠組みの中では実現しにくいのが現状です。 だからASIBAは、ひとりではなく「群」として挑戦します。 領域を横断し、ともにつくり、ともに学びながら、クリエイティブな取り組みが社会に実装されていくための土壌を耕しています。

PHOTO: TAMAO NISHIYAMA

WHAT WE DO

ASIBAは、アイデアの種から社会実装まで、フェーズの異なるプロジェクトを3つの事業で支えています。

A.INCUBATION / LEAGUE

インキュベーション事業

まだ説明のつかない問いや好奇心を形にしたい人へ

アイデアからプロダクトへ、プロダクトからブランドへ。クリエイティブ領域に特化したインキュベーションプログラムを通して、プレシード・シード段階のプロジェクトに、資金・仲間・場所といったリソースを提供します。成果の説明や再現性を最初から求めず、最初の一歩を踏み出せる環境をつくっています。

多数の小さな円が大きな円の中に配置された、プロジェクト群を表す図

Creative League

B.PRODUCTION / LABEL

レーベル事業

まだ小さな火種を、社会実装に向けて広げていきたい人や組織へ

多様なプレイヤーや企業、自治体と連携し、プロダクトや事業の社会実装に伴走します。領域を横断したコラボレーション、ショーケーシング、初期ファイナンス、ロット開発・制作、経営・バックオフィス支援など、プロジェクトの段階やクリエイターの目的に合わせて、協働のかたちを設計します。

CREATORとCOMPANYの2つの円が重なり合う図

Production / LABEL

C.PROTOTYPING / RESEARCH

リサーチ事業

イマを疑い、まだ顕在化していない価値を探索したい組織へ

身体的・物理的な実践を通して、既存の社会とは異なる可能性を探ります。まだ生まれていない"現象"を、社会を巻き込みながらプロトタイプすることで、机上の調査や分析だけでは見つからない、新規事業の種や新しい価値の手がかりを見つけ出します。新規事業開発や研究開発にも、共につくり、ともに学びながら伴走します。

円と矢印でプロトタイプが広がっていく様子を表す図

Prototypin / Research

HOW WE DO

ASIBAが大切にしている5つの姿勢です。あらゆる前提が変化する時代の中で、正しい最適解を見つけるのではなく、失敗を通して学び、飛躍を包含しながら前に進むための方法論です。

既存の社会/方法を「そもそも」問い直し、プロトタイプを経てオルタナティブな未来へ向かう図
複数の個人がそれぞれの関心の方向へ広がっていく図
1.Questioning

前提を疑い、問いを立てる

既存の社会構造や方法論は、絶対的なものではありません。歴史的・社会的・技術的な文脈や制約のなかで生まれてきたものです。「そもそも、なぜ今こうなっているのか」を紐解き、ありえたかもしれない別の可能性や社会像を描き出します。

2.Prototyping

現象のプロトタイピング

未来を構想するだけで終わらせず、その限界や制約を確かめるための「模型」としてプロトタイプをつくります。確かめるのは、モノの形だけではありません。それが社会の中に置かれたときに生まれる"現象"を観察するために、社会を巻き込みながら、ありえる未来の輪郭を削り出していきます。

3.Shipping

最初のロットを出荷する

プロトタイプを作品や展示で終わらせず、事業として最初のロットを出荷するところまで伴走します。実現性の確認とインパクトの評価までを含めて、現実に根ざした探究を行います。

4.Initiative

個人の主体性を中心に置く

市場規模や社会課題といった外から与えられる理由ではなく、取り組む本人の関心や違和感、当事者意識から始めます。

5.Collaboration

「他者」との協働

ASIBAの内外のプレイヤーと協働することで、ひとりでは見えない景色にたどりつきます。領域を横断し、異なる価値観や言葉を行き来しながら、既存の枠組みや境界線にとらわれない、自由な実践へ向かいます。

PROJECT DIAGRAMS

AGENDA

AGENDAは、ASIBAが実践を通じて更新し続ける4つの問いです。遊び・公共・暫定・技術。4つの切り口から、つくることや生きること、変容することを捉え直していきます。

PLACE

YOHJOH (KAMEIDO)は解体前のビルを暫定的に活用した、実験場としてのオフィス兼スタジオです。失敗することが許される、目的のない出会いが生まれる、つくり続ける人のための空間です。

YOHJOH (KAMEIDO)

RESEARCH NOTES

輪郭の定まらない運動体として|世界の軌道をずらすために

編集とは何か。ゼロから何かを生み出すことではなく、すでにあるものを他者とともに組み替え、次の足場になる言葉を探す行為だとしたら。

ASIBAは2026年、そんな仮説のもとに全4回の「半公開編集会議」を開いた。遊び・公共・暫定・技術、4つのアジェンダのもとに再配置してみる。この3年間で実践してきた様々な種類のプロジェクトを、コレクティブという移ろい続ける輪郭に集う人々の考えを。それらは次の軌道への足場となる。実践と対話の記録をまとめたリサーチノート。

INFO

COMPANY

名称一般社団法人ASIBA
設立2024年
所在地〒136-0071 東京都江東区亀戸4丁目20番3号
代表理事二瓶 雄太

PEOPLE

二瓶 雄太 (共同代表)

2000年生まれ。東京大学大学院 博士課程在籍。 大学では建築の解体を専門とし、「建築の死」にまつわる文化・歴史・産業などを多面的に研究する。 2023年にクリエイティブ領域特化のインキュベーター/シンクタンク「ASIBA」を共同創業し、多数のプロジェクトの伴走支援やプロデュースを手掛ける。現在は、解体材のリユースをプラットフォーム化する「ReLink」、空きビル暫定利用のための居住カプセルを展開する「blankspace」などの経営企画を担当。自らも解体直前のビルにて職住一体の暮らしを実践している。 2022年 総務省 異能vation 採択。2023年 日本建築学会優秀卒業論文賞 受賞。2024年 グッドデザイン・ニューホープ賞 入選。

森原 正希 (共同代表)

早稲田大学建築学科卒。 若者のリーダーシップ開発を展開する国際的なNGOアイセック日本事務局長を務め、パンデミック下での事業再建や新規事業開発を主導。 複数のスタートアップにて経験を積んだ後、2024年、建築都市デザイン分野の一般社団法人ASIBAを共同創業。早稲田大学理工総研で研究活動にも携わり、循環型建築や解体に関する研究も行う。 WIRED Creative Hack賞特別賞、グッドデザイン・ニューホープ賞など受賞歴多数。