
Towards Creative Entrepreneurship ― クリエイティブ領域における社会実装の可能性、その方法論を問う1dayカンファレンス
concept
クリエイティブ領域における社会実装の可能性と、その方法論を問う
マーケットや経済合理性だけでは解決が困難な課題に溢れた現代社会。「私」から始まる美学や感性、そして社会への想像力を強いモチベーションに、ポジティブな未来を構築していくための新たな選択肢を提示すること——その実践的な行動と社会実装こそが、建築・都市・デザイン・アート領域の本来の価値であり、「クリエイティブ」という概念のリバイバルではないだろうか。
ASIBAと@カマタの共催による本カンファレンスでは、「Creative Entrepreneurship」を発揮するプレイヤーの輪郭、実践を加速させるエコシステム、そして適切なファイナンスのスキームを、デザイナー・アーバニスト・建築家・キャピタリスト・シンクタンクなど多様な専門家とともに議論した。

日時:2025年11月21日(金)13:00–20:40
会場:SHIBUYA QWS(渋谷スクランブルスクエア15F)
主催:一般社団法人ASIBA、株式会社@カマタ
協力:一般社団法人デサイロ

session 1
1.「製作しつづける環境」をデザインする
資本主義社会において、クライアントワークだけでは実験的な表現や創造が難しくなりつつある。自ら事業や仕組みを立ち上げ、「製作しつづけるための環境」をデザインするデザイナーたちの実践を通して、現代のクリエイターが能動的に創造するための環境と、その新たなモデルを探った。
ゲスト:生駒崇光(ICOMA Inc. 代表取締役)、大日方伸(積彩 CEO/デザイナー)、林登志也(we+ デザイナー/クリエイティブディレクター)
モデレーター:連勇太朗(建築家/@カマタ取締役)

session 2
2. 動かない社会をどう動かすか — 構造に挑むためのアントレプレナーシップとは
行政や市民参加、まちづくりといった領域は、複数の制度・組織・関係性が交錯し、簡単に変わることはない。それでも暮らしに密接に関わる領域だからこそ、そこに変化を仕掛ける意志と方法が求められている。
ゲスト:石塚理華(公共とデザイン 共同代表)、石川由佳子(for Cities 共同代表理事)、栗本拓幸(Liquitous 代表)
モデレーター:髙野広海(ASIBA Producer)

session 3
3. 社会変革を見据えた、新たなクリエイティブ・エコシステムを考える
現代社会が直面する課題の多くはあやふやで不確実性が高く、伝統的な市場原理だけではその打開は難しい。建築・デザイン・アート領域等が持つ「創造的で美学的な未来への視座」の可能性を経済合理性から解放するための、新たなエコシステムの姿を考えた。
ゲスト:岡田弘太郎(デサイロ代表理事)、中路隼輔(ANRI プリンシパル)、古市奏文(SIIF インパクト・カタリスト)
モデレーター:森原正希(ASIBA Co-CEO)

私にとってクリエイティブアントレプレナーシップとは、火をくべて、その場を温め続けるというようなことかなと思いました。私がすごく尊敬してるアーバニストに、オランダ・Cascolandというチームの代表のフィオナっていう女性がいるんです。彼女はいつもそこにいる人、暮らす人たちが心地よい状況になるために、いつもどろどろになりながら薪をくべ、場を温め続けるんですね(石川さん)

