ASIBA
竹中工務店 × ReLink:旬の解体材オークション 2025秋
STUDIOProject

竹中工務店 × ReLink:旬の解体材オークション 2025秋

# reuse# construction-waste# experimental-exhibition# auction# design-proposal# circular-economy
Duration2025.9.30
StatusActive
Project LeaderYuta Nihei
Project MemberEisuke Honda

建設業界において長年前提とされてきた「スクラップ&ビルド」の慣習と、そこから生み出される膨大な廃棄物。市場経済の舞台から降り、無価値とされてしまったモノたちを前に、私たちはその「価値」をどう捉え直すことができるでしょうか。本プロジェクトは、竹中工務店が主催する「サーキュラー支店 展」にて、ASIBAおよび所属レーベルの合同会社ReLinkが協働で開催した実践的ワークショップです。

会場で行われたのは、全国の解体現場から救出された部材の第二の人生を考える「解体材デモオークション」です。古民家のシンク、廃校の机の天板、昭和期の型板ガラスや室外機カバーなど、本来なら粉砕・焼却されるはずだった10点の多様な解体材を提示。「自分ならどう使うか? そのアイデアにならいくら払うか?」を参加者自身が自由に創造し、値札をつけていきました。

「ガラスを外した木枠を傘立てに」「室外機カバーを照明に」。本来の用途から離れ、素材の形や質感を起点にしたクリエイティブなアイデアが次々と生まれました。循環型社会への移行に必要なのは、複雑なインフラ整備の前に、まず目の前のモノに価値を見出す人間の「サーキュラー視点」であることを提示する試みです。