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あなたとわたしのあいだの景色 水道道路沿道エリアの地域ラジオを作る参加型ワークショップ
STUDIOEvent

あなたとわたしのあいだの景色 水道道路沿道エリアの地域ラジオを作る参加型ワークショップ

# community-workshop# memory-camera# participatory-design# future-radio# shibuya# co-creation
Duration2025.07
StatusCompleted
PMHiroumi Takano
Workshop OrganizerRintaro Chujo
Project MemberHaruna Sano

渋谷区の笹塚・幡ヶ谷・初台を東西に貫く水道道路。この直線的な都市インフラの周辺には、地図やデータには表れない人々の息づかいや、個人的な記憶が堆積しています。本プロジェクトは、そうした日常の風景や見過ごされがちな街の記憶を収集し、ひとつの「地域ラジオ」として編み直す参加型ワークショップです。

街を歩きながら記憶を集めるツールとして、写真撮影と同時に30秒間の音声を自動録音する「記憶のカメラ」アプリを活用します。「この角を曲がるといい匂いがした」「昔ここには〇〇があった」といった、住民の個人的な語り(主観)を収集。それらの断片的な情報を生成AIが整理し、誰もが聴き、語り合えるオーセンティックな「ラジオ番組」へと変換します。

ここでAIが果たす役割は、トップダウンで最適解を提示することではありません。AIが整理した街の記憶はあくまで「議論の叩き台」であり、人々の間に新たな対話や想像力を生み出す「触媒」として機能します。集められた主観が交わり、間主観的な情報として都市のデジタルツインへと接続されていく。街の記憶を次世代へ残しながら、人間の創造性を引き出す新たなAIのデザインを探求する実践的プロトタイプです。