
STUDIOProject
Towards Creative Entrepreneurship, クリエイティブ領域における社会実装の可能性と、その方法論を問う1Dayカンファレンス
# conference# creative-entrepreneurship# vision# methodology
Duration2025.11.21
StatusCompleted
ProducerYuta Nihei
PMHiroumi Takano
行政や市民参加、まちづくりといった公共領域は、複数の制度や組織が交錯し、一朝一夕には「動かない」複雑さを抱えています。ASIBAと@カマタの共催で行われた本カンファレンスでは、そうした非市場的な領域で社会実装を仕掛ける実践者たちが集結。単年度主義や硬直化した予算構造といった壁を前に、いかにして中長期的な「北極星(ビジョン)」を共有し、構造そのものに挑むかという熱い議論が交わされました。
議論の焦点となったのは、個人の創造性に依存しすぎないための「再分配と仕組みづくり」です。例えば、民主主義や市民活動といった経済合理性だけでは回らない領域に対して、どう新たなリソースを投下するか。あるいは、会社員としてのスキルや時間を地域社会へ再配分し、多様な市民が無理なく関われる環境をどうデザインするか。既存のシステムを問い直し、新たな社会インフラを構築するための実践的なアプローチが共有されました。
ここで浮かび上がった「クリエイティブ・アントレプレナーシップ」の輪郭。それは、市場規模から逆算するのではなく、「社会がどうあるべきか(Being)」という強い探求心から出発する姿勢です。トップダウンで正解を示すのではなく、人々の可能性を引き出す「イネーブラー(可能にする人)」となり、現場に火をくべ、場を温め続けること。効率や評価の外側で社会を根本から動かしていく、次世代の起業家像を提示するセッションとなりました。










