
東京都「TOKYO SUTEAM」にて、特に優れた成果を創出した協定事業者として選出され、協定期間の延長が決定
一般社団法人ASIBA(本社:東京都文京区)は、東京都が運営する多様な主体によるスタートアップ支援展開事業「TOKYO SUTEAM」の令和6年度協定事業者として事業を展開してまいりました。そしてこの度、特に優れた成果を創出した協定事業者6者のうちのひとつとして選出され、協定期間を延長することが決まりました。約1年間の延長期間を通じて、「建築・デザイン・アート」領域の新たな可能性を押し広げるべく事業を進めて参ります。
多様な主体によるスタートアップ支援展開事業「TOKYO SUTEAM」とは

『挑戦するStart Upに 熱意ある多彩なSUpportを、東京から 』
東京都では、令和4年11月に「Global Innovation with STARTUPS」を策定し、東京が中心となって、挑戦者が希望を持って活躍できる社会の実現に向け「異次元」のスタートアップ戦略の展開を図っています。加えて、令和7年3月には「2050東京戦略」を策定し、スタートアップに関する2035年までの政策目標を掲げています。本事業は、東京都と多様な支援者の連携による多彩なスタートアップ支援の展開とその支援者同士のネットワーク化をもって、東京のスタートアップ・エコシステムの強化、ひいてはスタートアップの創出と成⾧を促進することを目的としています。
TOKYO SUTEAMにおけるASIBAの取り組み
世界に通じるクリエイティブ・スタートアップエコシステムの創出へ向けて
本協定事業においてASIBAは、クリエイティブ領域の学生・若手に対する「スタートアップの裾野拡大・多様化」「スタートアップ・エコシステムの認知拡大」「クリエイティブな事業シーズの実装・支援・拡充」を実行し、日本から世界を巻き込んだ「クリエイティブ・スタートアップエコシステム」を実現するべく事業を推進してきました。
協定事業内での特に特筆すべき成果として、若手の実証実験数の急増が挙げられます。経済合理性を説明できない初期のクリエイティブなプロジェクトに対して、フィールドやアセットを提供するパートナー企業や都内の基礎自治体とASIBAが連携することで、実証実験のスピードを加速させ、その実績をもとにさらにクリエイティブ・スタートアップ・エコシステムを拡大させる、という好循環をつくりました。またプロダクトの開発が必要なスタートアップに対しては、スタートアップスタジオ内に配属されているデザイナー・エンジニアが直接制作支援を行うため、初期の試作コストや技術的ハードルを乗り越えることができました。

令和8年度も、これまでと同様の取り組みを継続いたしますが、新たに挑戦する課題として、クリエイティブなプロジェクトが生む社会的インパクトの可視化が挙げられます。クリエイティブなプロジェクトの多くは短期的な売上などに繋がりにくいものの、より長期・広域な射程でのインパクトを創出していますが、その正当な評価は難しいのが現状です。Theory of Changeなど、ソーシャル・スタートアップの方法論を応用しながら、クリエイティブ・スタートアップのエコシステム形成を推進してまいります。
一般社団法人ASIBAよりメッセージ
TOKYO SUTEAMの協定事業者に選出されたことをきっかけに、ASIBAは建築都市領域からクリエイティブ領域全体へと射程を広げ、クリエイティブ×アントレプレナーシップを軸とした人材育成・事業開発支援・自社事業推進を行っています。このような事業の拡大・成長は、TOKYO SUTEAMや各パートナー企業・自治体とのパートナーシップ、そして何より果敢なチャレンジを続けてきた若手クリエイティブ・アントレプレナーたちのおかげで成し遂げられたものです。
既存の政策や組織の枠組みだけでは捉えきれないほど課題が多元化・複雑化する現代において、クリエイティブ領域を起点とした社会的実践の必要性は増す一方です。「建築・デザイン・アート」の若手のポテンシャルとアントレプレナーシップ教育を掛け合わせることで、東京都をはじめとして日本のスタートアップ/プロジェクト創出、そしてグローバルへの展開など成長に大きく寄与し、その文化的可能性を次世代へ押し広げて参ります。この複雑で危機的な時代において、未来への可能性溢れるクリエイティブファーストな社会への変革を願い、引き続き邁進します。