ASIBA
令和8年度北区政策提案協働事業の候補事業に採択決定

令和8年度北区政策提案協働事業の候補事業に採択決定

令和8年度北区政策提案協働事業の候補事業として、一般社団法人ASIBA(所在地:東京都文京区、代表理事:二瓶雄太)による「『まきコンペ』などを通じたクリエイティブ領域の若者によるプロジェクト創出と、商店街を中心とした地域振興」が採択されました。本協定事業を通じて、北区内の地域課題や可能性にアプローチする若手事業者の育成を行い、商店街活性化を中心に多面的な地域価値を創出します。

北区政策提案協働事業について

北区政策提案協働事業は、NPOやボランティア団体の先駆性、専門性、創造性、柔軟性を活かして、地域のさまざまな課題に対する提案を募集し、区との協働による解決を目指すものです。

事業名

「まきコンペ」などを通じたクリエイティブ領域の若者によるプロジェクト創出と、商店街を中心とした地域振興

実施内容

地域密着型公開コンペティション「まきコンペ」

一般社団法人まちあそびラボ(代表理事:正林泰誠)と連携し、提出作品をクローズドに審査する従来のアイデアコンペティションとは異なり、オープンな審査やワークショップを通じて地域を巻き込む「まきコンペ」を開催します。建築提案に限らず、街並みや生活に根差したプロジェクトやアート作品など多様なアイデアを受け付け、建築家やアカデミア、地域住民を交えた審査を実施予定です。

地域での新たな挑戦を促す若手事業者の育成(優秀案に対する社会実装支援)

従来のコンペは提案で終わりますが、創造的なプロジェクトの事業化を支援してきたASIBAの知見を活かし、本事業ではコンペ受賞者及び実践への意欲が高い提案者向けの社会実装支援を提供します。3か月間のプログラムを通じて、提案のエッセンスを抽出し、実現可能な小さなスケールまで落とし込んだ社会実装を支援します。

以上2点を、既にコンペを開催している暗渠商店街エリアを含む、北区内の複数個所で実施します。北区産業振興課と連携し、特に地元の商店街と連携してプロジェクトを推進します。

本事業の経緯

本事業のきっかけは、2024年8月に田端銀座商店街の有志の皆様より、地域の活性化についてご相談をいただいたことでした。その際に、山手線内側とは思えないような豊かな商業空間が残っていることに驚きつつ、年々賑わいが失われて宅地化が進行していることを残念に思い、何かASIBAとしてできることはないか?と考え始めました。企画検討を重ねたのち、2025年3月に田端銀座商店街の銭湯「松の湯」にて地域の未来を写真のコラージュで考えるワークショップを実施しました。

この時、アイデアを持った若手と地域住民の皆様が一緒に地域の課題を考える場の重要性を感じたことで、2025年10月より「暗渠商店街U35実践アイデアコンペ」(シティブランディング事業助成金に採択)を開催しています。

本事業では、コンペ開催を中心とした地域イメージ向上にとどまらず、むしろコンペで集まったアイデアの社会実装支援に主眼を置き、地域に根ざした課題と可能性にアプローチする事業者育成を行います。そしてその波及効果として、自治体への政策提言や商店街の遊休不動産活用及び賑わい創出につなげていきます。

連携事業者コメント:一般社団法人まちあそびラボ 正林泰誠

私自身が北区王子生まれ、2歳まで住んでいたこともあり、一般社団法人ASIBAからお話をいただいた当初から素敵なご縁を感じております。これまで地方地域をフィールドとしてきた『まきコンペ』を、都市部である北区内の複数地点で展開していくことで、場所ごとに異なる担い手や使われ方が立ち上がり、それらが連鎖することで新たな地域像が生まれるのではないかと期待しております。点としての取り組みにとどまらず、地域内で小さな実践が重なり合うことで、北区ならではの取り組みへと発展させていきます。