
【特別セッション】 社会変革を見据えた、新たなクリエイティブ・エコシステムを考える
現代社会が直面する課題の多くはあやふやで不確実性が高く、伝統的な市場原理だけでは、きっとこの状態の打開は難しいだろう。こうした社会状況に対して、建築・デザイン・アート領域等が持つ「創造的で美学的な未来への視座」こそがその打開策であり、それらの可能性を経済合理性から解放していくための新たなエコシステムが必要ではないだろうか? クリエイティブの本来の価値や社会的要請を再確認し、未来の文化を生み出していくための新たなエコシステムの姿を考える。
(本稿は2025年11月21日、渋谷QWSで開催された、一般社団法人ASIBA(以降、ASIBA)と株式会社アットカマタ(以降、@カマタ)共催の1dayカンファレンス『Towards Creative Entrepreneurship ークリエイティブ領域における社会実装の可能性と、その方法論を問う』内のセッション3『社会変革を見据えた、新たなクリエイティブ・エコシステムを考える』の模様を再構成したものです)
クリエイティブのための「お金の編集」
森原正希:
今回のお三方について、先ほど中路さんからもモデレーター大変そうですねって心配されたんですが、個人的には皆さん同じ共通項で話せると思っているんですよね。まず皆さんの課題意識から洗い出したいなと思うんですが、先ほど中路さんが仰った、「抑圧されたもの」という表現めちゃくちゃいいなと思って。ちょっと資料を出せますか。

資本主義というものが成熟してきている、終焉に向かってきていると仮定した時、創造の必要性って何なんだろうか、その対象って何なんだろうかってところが今あやふやになっていると思います。終焉した先の何かを作るということに対して、エコシステムを考えるというのは、今ある文化を再編集し、その条件設計をもう一度見直すという営みなんでしょうか。まずは岡田さん、アカデミア側の目線から、今どういったことに対して「抑圧されている」と感じているか伺ってもいいですか。
岡田弘太郎:
例えば資金の流通による研究のエンパワーメントについて考えたときに、単に助成金を出すだけではなく、その社会インパクトの計測も含めた設計が今後求められていくように思っています。最近では「生産的相互作用」のような、論文の引用数だけではなく、研究の営みがネットワークのなかでどれだけ活用されたかを計ろうという動きがあるのですが、こうした潮流も含めて、インパクト投資の分野で考えられているインパクトの計り方からさまざまに活かせる点があるのではないかと思うんです。
中路隼輔:
企業にしても財団にしても、日本ってお金の使い方のクリエイティブが弱いなと思っています。アウトプットはクリエイティブだけど、お金に関しては何かこういう使い方するのが一番だ、当たり前だ、みたいになっちゃっている気がして。面白い団体はお金の編集が上手いし、クリエイティブなお金の使い方をしてる企業は事業も伸ばしてるっていう感覚がありますね。
岡田:
中路さんは、ANRIというベンチャーキャピタルの管理報酬のなかの500万円を「人文奨学金」というかたちにして、お金の出力先を変えているわけですよね。
中路:
ANRIという企業の広告効果を考えた時に、もちろん新聞広告を出してもいいわけです。でもこの時代に必要なことに取り組んで、そこで話題になったら広告費用を払わずに新聞に載れますよね。もちろん奨学金で支援したいという純粋な気持ちもあるけど、普通にビジネスとしてもそれやった方が得じゃないかと思ってます。
森原:
やっぱり、お金を使うときにも説明責任が求められて、インプットとアウトプットに名前や意味合いがつくもの以外に投資できない経営者が多いってことだと思うんですよね。研究においても、同じ研究者に永遠に科研費が振り込まれるみたいな状態も起きているだろうなと思いつつ、どう突破できるのかっていうのは気になります。
岡田:
「思想的インパクト」といったものについてよく考えているのですが、例えばオムロンは創業者の立石一真らが1970年の国際未来学会で発表した未来予測理論「SINIC理論」が、会社のひとつの基盤になっているわけです。これだけ社会の不確実性が増してる今だからこそ、経営リーダーが立脚点になる新しい理念や思想を組み上げていくのが重要だなと思っています。米国ではアンドリーセン・ホロウィッツのようなVCが「アメリカン・ダイナミズム」というアジェンダを設定し、社会をその方向に動かしているわけで。こうした思想的基盤を日本の企業が実施するときも、学知がさまざまに活きてくると思うんです。
中路:
それこそ、インパクト投資っていう考え方はどこの国から始まったんですか。
古市奏文:
インパクト投資はイギリスから始まったアプローチですね。
中路:
へえ、アメリカだと思ってました。なんかその辺の概念を作るのがうまいですよね。
ファイナンスが文化を築く
森原:
そういう意味では岡田さんの仰る編集というキーワードとは近しいところがありますよね。ナラティブをもう一度作り直すという意味で。
岡田:
自分自身がメディアでの仕事を通してやってきたのは、そういう文脈に近いのかなと思います。先日、哲学/精神史の研究者である野口良平さんの『列島哲学史』という本を読んでたんですよ。先ほどの思想的基盤の話にもつながるのですが、野口さんはこの列島の特徴を孤立性・辺境性、鎖国性という3つで整理していて、上からの普遍性──いわゆる西洋から輸入されてくるような考え方に対し、下からの普遍性をつくることについて指摘されているのですが、いまこそ改めて「日本とは何か?」を問うことが重要になっている気がします。
中路:
松岡正剛とかすごい良いこと言っていたはずなんですけどね。なんで大企業ではESGみたいな横文字ばっかりすぐ流行っちゃうんだろう。あとは、日本文化を海外進出させようと必死にいろんな分野に投資したけど、結果一番直近で海外進出が上手くいっているのはVTuber、みたいな話も僕にとっては印象が強いですね。VTuberっていわゆるボトムアップの文化から生まれて、何のグローバリゼーションも考えず日本語のまま喋ってたのに、勝手に向こうで翻訳されて流行り出したっていうことがあって。そういう事例を見たときから、もっと現場を見なきゃだめだなと考えるようになりました。
森原:
それが、下からの普遍性の具体的なイメージということですね。
岡田:
関連して気になることなんですが、短期的な経済リターンや経済的価値を測りにくい、文化的なものに投資するのに適したファイナンスのスキームとして、どのようなアイデアが出てきているのでしょうか?
古市:
インパクト投資のジャンルだと、まさしく力を入れて取り組んでいることがいくつかあります。例えばキャピタルゲインで儲けるのではなく、配当金をもらいつつ、投資活動を持続できるバランスを調整するというタイプの投資契約がそれに当たりますね。それ以外にも、株主が議決権を持って経営に関わるのではなく、よりコミュニケーションを重視して、企画の段階から別の形で関わろうという枠組みの設計にもチャレンジしています。
中路:
そこら辺の工夫ってやってないだけでもっといろいろある気もしますよね。たとえばアーティストに普通のベンチャーキャピタルの枠組みで出資すると、簡単に言うとMステ出て、売り上げ伸ばして……みたいなルートを必然的に目指すことになる。でもそうやって大衆に受け入れられることより本来大事なのは、アーティスト個人の音楽性だったりクリエイティビティといった部分のはずですよね。
例えば昔やってみたのは、アーティストが売れれば売れるほど金利が上がる私募債を作ったんです。国債を買うよりリターンが高いかもしれないのような設定をして実際に6500万円くらい集めました。ANRI自体にはなんの利益もなく、個人でやっただけなんですけど、でもこうやってクリエイティブな領域でのお金の集め方こういうのもあるんじゃない、みたいな話がもっと出てくるといいなとは思いますね。
森原:
今やAIを使えばWebサイトなんて数秒で作れてしまうので、新しいグラフィックスタイルにもそんなに付加価値があるわけじゃない。そんな状況の中で、クリエイティブ、特にデジタルの業界は自社サービスを作らないと利益が生まれないという状況になりつつあると思います。でも新しい課題を発見し、提示し、そこにファイナンスをつけて売り出していくという行為に対する障壁はめちゃくちゃ高いし、業界的なチャレンジになってしまうんだろうなと。そこの言語変換だったり、越境性みたいなことはめちゃくちゃ大事だなと思っているんですが、その辺りのご意見があればぜひ伺いたいです。
中路:
世の中お金は余っているはずなのに、なかなか人文とかクリエイティブの領域に流れないのは何でだろう、これも美学の問題なのかなとはずっと考えています。こういう分野にお金使うのかっこ良くない? みたいなムーブメントを何とか作れないかなと思ってるんですが、なかなか取っ掛かりが分からなくて。インパクト投資の場合はどのようにどのようにそこを乗り越えているんですか。
古市:
僕らの業界ではカタリティック・キャピタルと呼んでいるんですけど、創造的な行為をするために、まず最初にリスクフリーのお金をいかに生み出し、投資に充てるのかはすごく意識しています。簡単に言うと日本でお金持ちの人って実際は多くて、そのお金をいかにインパクト領域への投資に充ててもらい、良いお金の流れを作るか。最近では富裕層のお金を預かり、運用の支援を行うフィランソロピーアドバイザーという職業ができるなど、その辺りの潮目は変わりつつあるのかなというふうに思ってます。
https://note.com/siif_pr/n/n463c2133832d

出資先と共に未来を描く
森原:
ちょっと話を聞いてて気になったんですが、社会に良いって何を意味するのかなって思っていて。クリエイターとか建築家という職能が持つ役割は何か社会課題を発見し、リサーチすること、そしてその先の種を見つけていくことだと思うんです。そういった時、その前提となっている既に規定された「社会への良さ」というものに対し投資を続けていくことには、ある種の限界性があるんじゃないでしょうか。
中路:
一言で説明するのはなかなか難しいですよね。その多様性があるのがリベラルの強さであり弱さなのかもしれない、まとめていくことが難しいなと感じます。みんな同じようなこと考えてるけど、保守と比べると全員が目指す共通のゴールみたいなものを提示しづらいじゃないですか。最近はそういうリベラルの弱さを突かれてるなと感じる場面が多いです。
森原:
説明可能性が高いものほどまとまりやすくポピュリズムっぽくなっていくし、同時に投資判断もしやすい。ファイナンスがどんどん加速していきますよね。でも一方で、多義性や多様性みたいなものを維持するためには、分からなさを理解するための人文知が必要である、という教養主義的な風潮に流れてしまう。実際僕がすごく課題意識を持ってるのが、今の時代クリエイティブな活動をやってる人って割とエリート層ばかりなんですよね。もともとキャンセルカルチャーから始まったヒップホップも、今はそうでもない。そういった終焉感を昨今は感じるなと思っています。
連勇太朗:
僕からも質問させてください。これまでお金を持っている側と集めた側がどうそれを配分するかに関するデザインの話が出たと思うんですけど、一方で受け取る側のお金の使い方とかマインドも結構重要だと思っていて。たとえ金額は一緒でも、出資する側からしたらそこに想いや意図があるわけじゃないですか。ただの助成金と同じ使い方をされずに、どうデザインしたお金の流れ方に共感して使ってもらえるんでしょうか。
岡田:
すごく難しい問題ですよね。我々の事例だと、研究者の方に対して助成だけではなく伴走支援を実行する「アカデミック・インキュベーション・プログラム」を実施したことがあります。それ自体がすごくうまくいったかというと途上ではあるのですが、伴走しながら一緒に考えていくことが重要なのかなとは思っています。ただ、お金を受け取る側に対し、活動のインパクトの計測などを細かくやっていこうとすると、自由な活動を阻害してしまう。よいバランスとは何かを継続して考えていきたいですね。

森原:
本当に、ASIBAのインキュベーションでも一番ぶち当たる壁なんですよ。基本的にアーティストやクリエイター、建築志望の子たちは自分のワークスを作るためにプログラムに参加している。要するに事業性を伴って何かやりたいわけじゃないし、何ならその事業性とかビジネスモデルとか、めちゃくちゃノイズですと。そうやってアーティストとしてのクリエイションの魂を見つけていくことも大事なんですが、でもどこかで社会性や再現性に踏み切っていくプロセスがクリエイターにとってはすごく重要だと思うんです。そこの越境をできてるクリエイターってそんなに育ってないっていうのが現状かなと思っています。
中路:
僕も明確な答えはないんですけど、ベンチャーキャピタルって適切な外圧だなと思っていて。要するに、ちょっと嫌なやつなんすよ。出資先の起業家と毎月ミーティングをして、いろんな報告を受ける。どうせ1時間なんかじゃそんな変わらないからする意味なくない? と思ってたんですけど、尊敬する投資家から言われたのが「いや、起業家に悪い報告も嫌だなと思いながらさせる役割だよ」って。やっぱり今月何もしてなかったみたいなことを出資元の人に報告するのって、ちょっと嫌じゃないすか。VCって、そういうお金を出資した後にたまに現れる必要悪みたいな側面もあるなとは思ったりしますね。
古市:
私はインパクト評価を通じ、事業や研究で実現したい未来を描いてほしいという思いを持って、いつも出資を行っています。もし向こうがそれが描けないとしたら、きっと私たちがまだまだ伝え方を間違えていて、役割が誤解されてるんだろうなという気がしていて。何よりまずは自分たちがファンになって、同じ世界観を描き、一緒に夢を見させてもらうというような形で歩めるのが理想的だなと思っていますね。
美学の表現手法としてのビジネス
森原:
1つ最近気になっているのが、近年シリコンバレーはすごく構造破壊的に、社会的なイノベーションで全てをぶち壊す海賊みたいになってしまっています。でも、それだけじゃない、何かしらの正義感や倫理観、意思といったもののある活動が量的に増えていってほしいという気持ちが個人的にはあるんです。
岡田:
そのお話とも関連するかもしれないのですが、いま自分が危機感を覚えているのは、大規模言語モデルの登場以降のAIを前提とした人間のあり方、人間の条件について、人文系からの応答があまりうまく機能していないように思っています。技術により人間が阻害されるという捉え方では解釈しきれない状況が起きており、例えばAIエージェントが自分の嗜好を知りつくして、ただ受け取ったものを消費するだけになる状況はすぐそこにまで来てると思うんです。そういう状況に対抗しうる言説やアイデアを、人文・社会科学系の研究者と一緒に構築する必要性は強く感じています。
森原:
AIがめちゃくちゃ進化する中、表現の幅がめちゃくちゃ増えて、啓蒙主義の権化みたいになってるけれども、実際のところ別に人は啓蒙されてない。むしろ自分のクリエイティブに何の意味があるんだろうかという自己肯定感の低落みたいなものを引き起こす道具でもあると思うんです。そこを乗り越えられるかどうかっていうのは、すごくデザインや研究といった分野にかかっていると思うんですよね。岡田さんと僕は、ある種アカデミア側の近い立場からそこを捉えているのかなと思いつつ、古市さんや中路さんがそのシーンをどう捉えていて、クリエイティブや研究に対し、社会的要請としてどんなことを期待されているのかというところがすごく気になります。
古市:
インパクト投資やESGの分野でも、実は結構やり尽くされてきた部分もあって。潮流を変えていくために結局一番効果的だったのがセラピーだった、みたいな話はあります。特定のリゾートに集まり2週間ぐらい過ごして、環境に対するマインドを変えようとかがツアー化されていたりします(笑)。
中路:
つまり、結局は人の心だと。
古市:
そうですね。最終的にマインドチェンジみたいな話に行きつく部分はあるのかなと思います。逆に言うと、やっぱり儲ける部分はちゃんと儲けることを追求するべきだし、そのためには社会を説得して、理解や共感を得ることは間違いなく必要ですよね。その点では、既存のビジネスもソーシャルビジネスも、結局のところは同じなのかなと。
中路:
なるほど。僕はビジネスって便利だなと、特に長期的な売り上げを目指せば、結構社会は良くなるんじゃないかと思っているんです。基本的には売り上げを目指すけど、短期的すぎると事業としても良くないから、長期的な売り上げを伸ばすために何をしたらいいかというビジネスの論理で、割と多くの課題解決の文脈を語れるんですよね。いろんな倫理観とかあるけど、長期で儲けることが大事という前提に立っての意思決定をすれば、そんなにそことずれてないというか。
森原:
それで言うと、例えば絵画ってメディウムとして1周回っているじゃないですか。でもビジネスはまだ1周回っていないのかもしれないですね、表現の幅として。みんなが熱中するものではあるけれど、まだまだ様式変容できそうだなみたいな感覚はあります。
中路:
クラシコムの青木さんが、ビジネスもアート作品のように見てほしいと言っていたんです。要するに、企業も作品だからいろんなやり方があるはずだっていう。その作品に対してたまたま営業利益がいっぱい出る方が時価総額が高くなりやすいって話だけど、でも例えば今のOpenAIの株価ってもっと違う文脈、この会社が社会変えそう、こういうインパクトありそうみたいな価値でついてるはずなんで。それは美学であり、妄想でもある。そういう意味でもビジネスって面白い存在だなと感じていますね。

森原:
ありがとうございます。思っていた以上に白熱して、嬉しい限りです。時間も迫ってきたので最後に、ここまでの議論を踏まえた上で、これからのクリエイティブのためのエコシステムをどう変革していくべきか、そのキーセンテンスを提示していただけると嬉しいです。
岡田:
今日は「エコシステムの編集」というテーマについていくつかお話しさせていただきましたが、そうした担い手が少ないという認識があるので、各分野で「エコシステムの編集者」が増えていき、ナレッジを共有できるといいなと思いますね。もうひとつは、プレイブックづくりでしょうか。デサイロやASIBAが目指すようなエコシステムをゼロから作るときに、どういうファイナンスのスキームが最適なのかがわかるツールがあるといいなと。
古市:
私は財団法人で未来ビジョンなどの担当をしているんですが、今日皆さんとお話しする中で、未来のあり方を考えるときにテクノロジーじゃないもの(例:考古学的なアプローチ)にベクトルを向けるべきだということに改めて気付かされたなと思います。未来や社会という、大きくてよく分からないものを相手にするより、自分の内面にある世界に働きかけたり、目の前にいる人とのコミュニケーションを通じて一つひとつ分断を乗り越えていく、そういった手触り感のあるところから未来を探索していきたいという思いを改めて強くしました。
中路:
今はファイナンスの選択肢が高血圧のVCと低血圧の銀行しかない社会です。やっぱり、やりたいクリエイティブや世界観が多様であるためには多様な資本が必要だと思っているので、ベンチャーキャピタリストとしてそういったいろんなアセットクラスやリターン設計をもっと考えていきたいなと思います。そうやって表現側とファイナンス側がともに進化していければ、より多様なクリエイティブエコシステムを作れるんじゃないかなと思っています。
森原:
皆さん、改めまして本日はありがとうございました!


岡田弘太郎さん
一般社団法人デサイロ代表理事, 一般社団法人B-Side Incubator代表理事, 『WIRED』日本版エディター, クリエイティブ集団「PARTY」パートナー
2022年、人文・社会科学分野の研究者を中心としたシンクタンクである一般社団法人デサイロを設立し、産官学の多様なステークホルダーとの連携によるプロジェクト創出や知の拠点づくり、研究者とアーティストの協働によるアートフェスティバルのプロデュースなどを行う。1994年東京生まれ。「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2023」選出。

中路隼輔さん
ANRI株式会社 プリンシパル
1991年、香川県生まれ。ANRIシニアプリンシパル、『FASTFORWARD』編集長、ANRI人文奨学金担当。早稲田大学在学時からスタートアップに関わり、新卒でGoogle Japanに入社。その後、LUXA、DCM venturesを経て、2018年からANRIに参画。シードラウンド中心に投資業務に携わる。不確実性が一番高いラウンドで、大きな変化をもたらせる企業への投資を挑戦中。

古市奏文さん
SIIF(一般財団法人 社会変革推進財団)事業部インパクト・カタリスト
大学卒業後、大手メーカーで製品開発に携わった後、外資系コンサルティング会社にて戦略コンサルティング・M&Aアドバイザリーの経験を積みました。その後、IT企業のコーポレートベンチャーキャピタルや独立系のベンチャーキャピタルにてベンチャー投資に従事し、2018年に当財団に参画。ソーシャル領域のキャピタリストとして活動。はたらくFUND(日本インパクト投資2号ファンド)の立ち上げや、シードアクセラレータープログラムのプロジェクトリーダーを務めました。22年より、インパクト・カタリストとして国内外の先行事例創出・研究などをリードしています。

森原正希
ASIBA founder/Co-CEO/Designer
1999年生まれ、早稲田大学建築学科卒。大学在学中には海外インターンシップを通じて、若者へのリーダーシップ開発を営むAIESECにて日本支部事務局長を務め、その後XRスタートアップ、建築設計事務所、デザインファーム、非営利組織など、建築を起点に領域越境の多様な活動経験を経て、インキュベーション・シード支援/ASIBAを共同創業。シードスタートアップの支援や企業案件等のクリエイティブディレクション等を推進。早稲田大学建築学科にて、循環型建築の研究業務を担当。