
治具で構築する二畳の生活空間が即興的なふるまいを引き出す
「即興的生活の体験」をテーマに、治具を使って構築した二畳の生活空間をインスタレーションとして展示する。7月中は空きビルに滞在し、空間を日々更新しながら制作を行い、そこでの制作物や治具をbonus trackに再構成して展開する。 来場者は治具を触れるのみならず椅子や机などを実際に制作できる。そして、その場でコーヒーを飲んだり、本を読んだりなど、自分の制作物とともに滞在を楽しむ。DemoDayでは、制作と滞在が連続する体験を通じて、治具が身体的思考を促し、即興的なふるまいを引き出す。空間はそれらの行為を受け止め、開かれた生活の風景を立ち上げる。
Players

井上 聖隆
Kiyotaka Inoue
(Project Leader)
ベルリンで見た多様な暮らしと建築のあり方に衝撃を受け、人の営みと空間の関係に強い関心を抱いた。修士課程からは長崎大学大学院で建築計画を専攻し、地域における銭湯の役割を通して、建築が人々のふるまいや関係性をいかに受けとめてきたかを研究した。現在は博士課程に在籍し、DIYやものづくりを通じて「暮らしを自らつくる」ための仕組みやプロダクトのデザインに取り組んでいる。建築物にとどまらず、その周囲にある状況や関係性までをデザインの対象とし、スケールや領域を柔軟に横断することを目指して、日々、研究と実践の往復を重ねている。
Award
GOOD DESIGN NEW HOPE AWARD 2025 入選